2012年12月31日

半年間の感謝の気持ちを込めて

「大路小路」を書きはじめて、半年ほどが経ちました。
どんな方がお読みいただいているのか、ほとんど存じ上げないのですが、
これまでご愛顧いただいたみなさまに、御礼を申し上げます。

なんにんかの方から、大学の関係者でもないのに読んでいいのですか?とか、
高校生じゃないですがコメントしてよいのですか?とか言われたことがありますが、
「大路小路」は大学の部署のメンバーで遊ぶことだけを目的としたものでも、
中学生や高校生だけを相手にしたものでもありませんので、
どなたでもお読みいただければ、と思います。

今回、これまで書いてきたものを読みなおしてみたのですが、
ぼくとしては、もう少しちゃんとした哲学エッセイを書かねば、と思っています。
ぼくの考える「哲学エッセイ」については、べつのところに書いたことがあるので、
ややむずかしい言葉を使っていますが、それを引用すると、つぎのようなものです。
筆者は哲学エッセイを、「論文」でなく「エッセイ」であることから、

(1) いたずらに哲学の専門用語(や哲学者の名前)を使わず、
(2) ガチガチした論理構成を少なくとも読者に感じさせず、
(3) 唯一の答えを限定してそれを押しつけるのではなく、

むしろ、(「哲学」であることから)、

(4) 解釈の余地、多角度からの切り口、さらなる展開の可能性を開放しておくことで
読者自身の思索を誘(いざな)うことを狙いにし、
(5) 日常生活につきまとう常識的な事柄への疑問をテーマとして、
(6) そうしたテーマをできるだけ正確に問い直す思索プロセスを文章にしたもの

と考えています。もちろん他にも哲学エッセイの定義はあるでしょうが、
筆者が考える哲学エッセイはこのようなものなのです。
「大路小路」をはじめて、いろいろうれしいことがあったのですが、
卒業生たちが記事でぼくの近況を知っていてくれたことは、そのひとつでした。
まもなく新年ですね。2013年も、よろしくお願いいたします。
posted by pilz at 23:05| 京都 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月30日

「これを聞かれると緊張するという問いはありますか?」

daigaku04.jpgあります。いくつかあるのですが、ぜんぶ話してしまうと、営業上(?)の支障がありますので、ひとつだけ教えましょう。「先生は、なぜ先生になったのですか?」という問いです。

これは緊張します。経験上、この質問をしてきたひとが冗談半分でこれを聞いてきたことはなく、いつもしんけんな瞳をしていたからです。

では、なぜこれを聞くひとはみなしんけんなのでしょうか。
ぼくの推測なのですが、これを聞くひとには特徴があります。
ひとつには、これを聞くひとは教師に100%とまではよい思いをもっておらず、
ぼくの答えによって、教師という人種にいかほどの価値があるか
を計っているような節があります。

もうひとつは、学生としてのじぶんが、
教師としてのぼくから、どれほどのものを得ることができるか、
をやんわりと探っている場合があります。

どちらにしても、ぼくであれ、べつのひとであれ、
教師という特定の職種の人間といましばらくつきあって
いかねばならない学生からすれば、切実な問いになるのでしょう。
ぼく自身のこの問いへの答えは、メールであなたに伝えたとおりです。
(「中高生からの問いに」vol.5)
posted by pilz at 23:47| 京都 ☔| Comment(2) | 若いひとたちに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

厳冬

suzume.jpg
今年は冬の訪れが早かったせいか、例年なら2月ごろまでは残っているはずの
近隣にある木の実などは、ヒヨドリたちがすっかり食べてしまっている。

新年になると決まって、しめ縄にくっついているわずかな稲の米を食べに
玄関までスズメが来るのだが、来年は来るだろうか。
posted by pilz at 23:33| 京都 ☁| Comment(2) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月28日

善行

gaitou.jpg昨夜から続いた結石の発作がようやく小康状態になった。休みになったら、あれをしよう、これをしようと考えていたのに、冬休みになったとたんにこんなことなのである。

結石の発作はかなり過酷なのだが、ぼくはいつもこのときに考えることがある。苦しいときに、ひとにやさしくできるのかどうかということだ。

そういうわけで、発作に苦しみながら、なにであればできるだろうかと
布団のうえで “可能な善行の線引き” を思考実験している。いろいろ考えるが、
いつもできることは限られていて、せめてあんまりひとに迷惑をかけずに
ひとりで苦しむというぐらいのことなのだが、そうすると必ず、
布団のうえででひとり苦しんでいた母の姿が思い出されて、
なぜせめて傍(かたわ)らにでもいなかったのかと、
べつの痛みが加わって、心が散り散りになってしまう。
posted by pilz at 21:23| 京都 ☔| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

イテテテ

久しぶりに生クリームを泡立てたくなったので、
泡立て器をもってカシャカシャとやる。
泡立て器をボールになぐりつけるようにすれば
日頃のうさを忘れることができる‥‥とかそんなことではなくて、
しゃばしゃばだったクリームがそれほどの前触れもなく、
とつぜんに固形になる瞬間の、手にかかる負荷の
変わり具合が好きなのだ。

なにかが現れるようになるというのは、
123‥‥ときれいに順序を見せつつ進んでいくばかりではなくて、
見えにくいかたちでは123‥‥と進んでいるのだろうけど、
気づいたときには、というか、やっと気づけるのは、
5とか10であって、そこから、あ〜いまから考えれば、
あのころは7だったり3だったりしたのだなぁ‥‥
と遡行して “追理解” する場合も多いのだろうと思う。

と書きはじめていると、腎臓の辺りが痛み出した。
結石の発作らしい(ぼくは母親ゆずりの結石体質)。
もう痛いので、終了します。(´_`。)グスン
posted by pilz at 23:23| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

年末

kaki.jpg
今日の教員たちはみんな、卒論指導でてんてこまいの様子だった。
なんどいろんなところで「○文字○行」という言葉が聞こえたことか。
posted by pilz at 23:51| 京都 ☀| Comment(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月25日

自己隔離

意気消沈させるような話しをして、傷つけるような話し方をして、これからいったいどうしたものかと‥‥ぼんやり考えているうちにクリスマスが終わってしまいそうだ。帰ったら、ともかく寝て、明日からはなるべく人前に出ないようにしよう。
posted by pilz at 23:16| 京都 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月24日

またキツネが降ってくる。

店内放送。「またキツネが降ってまいりました」と言っている。
そんなものが何度もぼたぼた降ってきても、困るのだけどなぁ‥‥
と思いながら、キノコの品定めをしている。
きっと、“キツネの嫁入り” のことが頭にあって、
「雨が降ってまいりました」にキツネが挿入されてしまったのだろう。

かくいうぼくも絶望的に滑舌の悪いタイプだが、
じつをいうと“滑筆”も悪くて、調子の悪いときなんかは、
いま板書していることとつぎに板書しようとしていることが
重なり合ってしまうことがある。こんな実例はぼく以外にはみたことがないが、
先日など、「龍」に続いて「心」を書こうとしていて、
「龍」と「心」を合成した漢字(龍の下に心を入れた字)を書いた。
さぞ学生たちは読めずに困ったことだろう。
posted by pilz at 23:13| 京都 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月23日

畏敬感

fuyu.jpg
今年は新しい仕事についたこともあって、
これまで会ったことのない方々とお会いすることができた。
先輩たちから聞かせてもらった話は、ことのほか楽しかった。
とくに記憶に残っているのは、蒸気機関車で大学にかよった方の話と、
先日うかがった恐山の “いたこ” の話。

一方は、あまりにも遠い、信じられないような昔の話で、
他方は、ぼくにとってはあまりにも遠い、下北半島での話。
途方もないほどの時間と空間の隔たりが一種の恐怖となってぼくを圧倒し、
同時に、そのように圧倒的なものを経験しえたのがぼくの先輩
でもあるということが、ぼくを安心させもする。
恐怖と安心はあいまって畏敬感になる。
posted by pilz at 23:37| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月22日

サンタクロース

tree03.jpgサンタクロースにまつわる思いでばなし。昔、学生から聞いたもの。しっかり聞いてなかったので、不正確かも。

学生A: クリスマスの夜、寝ていたらガサガサという怪しい音がして、パッと眼を覚ましたら、プレゼントを握り締めたおじいちゃんと眼が合いました。そのときのおじいちゃんの恐怖にひきつったような顔を、今もありありと思いだします。

学生B: ずっとサンタクロースさんを信じてました。
毎年プレゼントを楽しみにしてました。でも、20歳になった年、
プレゼントといっしょに枕元に手紙が置いてあったのです。
そこにはこうありました。「サンタクロースさんも疲れたので、
定年を迎えることになりました。だから今年が最後です」。
これまでサンタクロースさんに負担をかけていたんだなぁと思いました。

学生Bは、このエピソードもそうだけど、ぼくをときどき驚かせた学生。
元気にしてるやろか。
posted by pilz at 23:39| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月21日

冬至

もうすぐ終わってしまうが、今日は冬至。
ぼくは昔から冬至が好きで、冬至と聞くだけで温かい気分になれるのだけども、
なぜかと考えれば、これから少しずつ昼が長くなっていくかららしい。

季節はやさしい。ずーっと昔から、少しずつ昼が短くなっていく日と、
少しずつ長くなっていく日を平等に配置してくれているのだ。
posted by pilz at 23:56| 京都 ☔| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

学生スタッフ

nab3mq00000235v4.jpg
3月からはじまるオープンキャンパスに向けて、新しい学生スタッフを募集している
学生スタッフをしてなにがよいかと聞かれれば、いろいろあるのだろうが、
じぶんの大学を好きなひとが、あれこれ経験して改めて大学を惚れ直すことができること、
あるいは、大学のためにつくすじぶんの姿に満足できることもあるだろう。

もちろん、こういうのは自己満足にほかならないのだけれど、
この自己満足、誰でも真似のできるものではない。
できるものなら、やってみよ。

ぼくは以前、たった一度だけ卒業生の結婚式に参加したことがあるのだけど、
卒業生がじぶんの両親を世界で一番尊敬しているとスピーチしているのを聞いて、
じぶんの両親を迷いもなく尊敬していると言えるひとのなんと幸せなことかと
思ったことがある。同じように、じぶんの大学を迷いもなく好きだと言えて、
そのためにつくそうと思えるひとの幸せを想う。
posted by pilz at 22:24| 京都 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

ルール無効、人間無効のアナウンス

「危険物を持ち込まないでください」。バスのアナウンスが流れる。
このアナウンスを聞いて、「あっしまった!危うく危険物を持ち込むところだった」
と気づいて、バスに乗り込むのをやめるひとなど、万に一人もいないだろう。
持ち込む者は、それが持ち込んではならない物であることを知ったうえで持ち込む。

小学生が座っている。流れ続けるアナウンスを聞いて、
彼はなにを考えるのだろうか。大人はまったく効力のないことでさえ、
なにかがあったときの自己保身のために話し続けるものだということか、
それとも、大人とは、そのようなムダなことでさえせざるをえないような
複雑な事情のなかに生きている弱い存在だ、ということか。

怖いのは、ルールというものが形ばかりのもので、じつは誰も守る
つもりのない無効のものである、と子どもが思いこんでしまうことだ。
ルールの有効性を信じない者は、ルールをつくったり守ったりする
人間もまた信用しないものなのだ。
posted by pilz at 23:29| 京都 ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

千鳥

いつになく紹興酒などを飲んでしまい、自宅近くを千鳥足で歩いていると、
前にも別の千鳥が歩いている。こういう典型的な千鳥は去年、東京で見たとき以来だ。
どうして千鳥なのかと思えば、いまは忘年会シーズンなのだ。
前を歩く千鳥も、忘年会だったのだろう。

忘年会といっても、ぼくの場合、なにか区切りができたということはなく、
なにも成果を出していないし、それよりも、本当に忙しいのは年が明けてから
という気持ちがあるので、忘年会で心底、楽しめるということはない。
今年のことを忘れているようでは困るのだ。

で、こういうことを書くと、また、どこぞから、
「●●先生はまじめだから」とかなんとか批評をされそうだが、
べつにまじめだからそういうふうになるわけではない。
posted by pilz at 23:45| 京都 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月17日

夢あれこれ

「夢はなんですか?」と、夢を語るように求められることがある。
学生たちが夢を聞きたがるのは、子どもたちが昔話をせがむのと同じような
理由もあるのだろうかなぁとも思うのだが、ちゃんと考えたことはない。

こういうことは個研で小さな声で話すべきことなのだが、夢はいくつかある。
教育とか大学に関係するタイプのことはここに書くのは控えるとして、
研究にかんすることはもともと3つのカテゴリーに分かれていて、
1つ(哲学の絵本を出版する)は先日、あるていど果たした。
残る2つのカテゴリーはつぎのようになっている。

夢1類
●夢1(■を出す)
●夢2(●を書く)

夢2類
●夢1(▲を出す)
●夢2(◆になる)

1類と2類はそれぞれ具体的な2つの夢を含んでいて、
夢1か夢2のどちらかを果たせばよいという “選択必実現制” となっている。
現状を言うと、1類には近づいてきていて、いまの仕事に慣れて
時間をひねり出せれば(無理かな)、すぐにでも着手できるようなものだ。
当初の予定からは少し遅れるが、夢1夢2ともに実現するだろう。

2類は、1類をどれだけ早く実現するかによって
実現するかどうか決まってくるようなもの。これが果たせなければ、
なぜじぶんがこの大学に残ったのかわからない、というようなこと。
だれが頼んだわけでもないのに、じぶんの使命として考えている。
こういうこと(どういうこと?)を実現するには、“勘違い” とまではいわないが、
ほどほどの “思い込み” も必要なのだ。
posted by pilz at 08:46| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

難問

hateru.jpg
しばらく解決策がみつからず、それを考えはじめるとほかのことが
手に付かなくなって、どうしたものかと弱り切っている問題がひとつある。
いかにすれば、3月に波照間島か竹富島に行って、さんざ、
砂浜でコロンコロンしたり、水牛車に乗って遊んだりできるのか?
という問題なのだが、なかなかよい解決策が思いつかない。
以下は、これまで思いついた作戦と、その問題点。

(1)高校訪問に行くことにする。
 (問題点)波照間島にも竹富島にも高校はない。
(2)島の少年が「会いに来て」と書いた手紙を入れて流した壜(びん)
  を近くの浜辺で拾った。センター長として行かざるをえない、と出かける。
 (問題点)近くに浜辺などない。
(3)「ひとのやさしさに触れたいから」と出かける。
 (問題点)周囲のひとたちを敵にまわしてしまう。
(4)「“ほんとうのひと” に出会いたいから」と出かける。
 (問題点)同上。
(5)「珊瑚礁が呼んでいるから」と出かける。
 (問題点)変なひとだと思われる。
(6)「オオシロアリタケ(大白蟻茸)が呼んでいるから」と出かける。
 (問題点)もっと変なひとだと思われる。

この程度の作戦ではダメなのだ。
やはり4年生の卒業旅行を沖縄にするしか手がないか‥‥
posted by pilz at 23:32| 京都 ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月15日

葉っぱ

leaf02.jpg
ふと気づくと、葉っぱを見ていることがある。

posted by pilz at 10:36| 京都 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月14日

コンパ

今日は2年生ゼミのコンパだった。最初、発言をするひとが
いなくてどうなることかと思ったが、少しずつ発言が増えて、
よいディスカッションができる活発なクラスになった。

最初むずかしいかなと思ったクラスはたいてい
その後まとまりのあるクラスになっていく。
まずいと思ってていねいに対処しようとするからか、
それとも、いつもの見る目のなさによるものか。
posted by pilz at 23:50| 京都 ☁| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

流星群

hoshi.jpg
夜道を歩いていたら、暗がりにひとが立っていて、ぎょっとした。
お母さんと子どもらしい。「お母さん、なかなか流れへん。」
そうか、流星群を見ようとしているのだ。

寒いのに子どもが風邪を引かないのかなと思えば、
後ろからお母さんが大きなショールのようなもので子どもを包み込んでいて、
子どもは顔だけ出すようなかたちで星空を見上げている。
いいな、ちょっとうらやましい。
posted by pilz at 23:16| 京都 ☀| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月12日

前向きな勘違い

あるひとの、いままで気づいていなかった才能をみつけたと思った。
いや、うすうすは気づいていたが、確信まではできていなかったものを、
あぁまちがいないかなと思った。きっと当人は気づいていない。
それが誰のことかなんて、口が裂けても言うもんか。

相手が学生であってもそうだけど、才能をみつけるのは楽しい。
じぶんの才能でもないものをみつけてうれしいというのは不思議な感じなのだけど、
きっとぼくは森でキノコ狩りをするときのように、ひとをみているのだと思う。
珍菌をみつけたときなんて、心臓が止まるかと思うもの。

もちろん、ぼくの見る目なんてあやしいものだから、
食菌かと思って食べたら、毒菌だということもざらにある。
でも、それはそれでいいのだ。「みつけた!」と思ったときの
ときめきだけで、しばらくいい気分でいられる。
posted by pilz at 21:13| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月11日

ネコ

neko.jpg
勝つに決まっている勝負に興味がないのは、昔から。
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2012年12月10日

無差別殺人的行為

新幹線に乗っていて、前後左右のひとが風邪をひいていて、
マスクもせず、盛んにくしゃみをするので困ってしまった。
ぼくの近くには小さな子どもや老人もいたから、
ハンカチで口を覆うでもなくくしゃみを続けるひとは
いったいなにを考えているのだろうかと思ってしまう。

老人や小さな子どもに風邪がうつれば、
ただではすまずに最悪の結果さえ起こりかねないこと、
じぶんからの感染がまわりまわって誰を傷つけるかわかったものでないこと、
その意味で、じぶんがしていることが無差別殺人的でさえあることに
なぜ思いを致さないのかと思うが、なにも考えていないのだろう。

弱っているとき、ぼくらはじぶんがいかに気の毒なひとであるか、
手厚い保護を受けるに値するか、不条理な責めの被害者であるかを考えるが、
同時に加害者でもありうることについては、ほとんど思いを致さない。
posted by pilz at 23:43| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

重複をいとわない。

ここ大路小路では、これまでじぶんのブログで書いたことのあることと
なるべく重複しないようにしてきたが(じっさいはいくつか採用した)、
もうすっぱりそういうのはやめてしまおうと思う。

じぶんのブログで千近く書いてきたことを重複しないようにする‥‥
なんていうのは、同じ人間が考えることとして、どだいムリな話だからだ。
同じようなことを感じたのであれば、重複をいとわないこととしよう。
posted by pilz at 22:54| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月08日

雰囲気

daigaku03.jpg
「どうしてこの大学を選んだのですか?」と聞いたら、
「載っていた古い写真の雰囲気がよかったから」と答えたひとがいた。
こういう学生を迎えられて、大切にできる大学であり続けたい。
posted by pilz at 23:38| 京都 ☁| Comment(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月07日

北陸本線に願いを。

とある駅で電車の乗り換え待ち、20分。待合室に行き、
扉を開けると、なんとか音頭が流れている。おばさんがひとり。
得もいわれぬ予感がしたが、外はちらちら雪が舞っている、
寒くて、入らずにはおれない。

座って資料に目をとおしはじめると、おばさんが、
流れるなんとか音頭の歌声に合わせてじぶんも歌いはじめる。
ぼくは無視して、資料を確認し続ける。

なぜか、おばさん、ゆらりと立ち上がる。
得もいわれぬ予感が高まるが、平常をよそおって資料を見ている。
おばさん、体をひねりながら、さかんにステップをはじめる。
さらに、音頭に合わせて回転までしはじめる。

5、6分‥‥踊りが本格化しはじめ、おばさん、紙袋から草履を取り出す。
9分、10分‥‥草履おばさんの踊りがキレキレになっていく。
「やってよいやさ〜のよいやさ〜♪」(←youtubeにあった。)
向こうの方で踊っておいてくれればよいものを、
取り憑かれたように踊る草履がだんだんこちらに近づいてくる。
いよいよ手拍子を打たねばならないのか‥‥

そうだ、いつもそうなのだ。
ぼくは、最初に見たときに得もいわれぬ予感がするひととは、
必ずあとあと、なんらかの関係をもつことになるのだ。
資料を見ながらぼくは、電車よはやく来てくれ、
と北陸本線に願いをかける‥‥
posted by pilz at 21:54| 京都 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月06日

ねこじゃらし

neko01.jpg
大学で撮ったものですよ。
posted by pilz at 23:36| 京都 ☀| Comment(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月05日

「もも」のこと

あまりの寒さに、どう呼んだらいいのかわからない衣服を着す。
ズボンの下に着るものだから「インナー」と呼ぶのか、なんなのか。
インナーと言うと新しいもののように聞こえるが、
色や生地を変えると「ももひき」とか「すててこ」とか「ぱっち」になる。
いや、すでに「すててこ」なのかもしれない。

こういうことを言うと、ももひきやすててこ関係者の方から
お叱りを受けそうだが、「ももひき」や「すててこ」には、
どうしても、“バカボンのパパ的ニュアンス” がついてまわる。
(ぼくはバカボン大好きですよ、最初にアニメになったものが。)

そこで、すててこ類の名称として、
つぎのようなものを使用してみてはいかがであろうか。
たとえば、どうしてもカタカナを、という方には「スマート」とか。
力強さもという方には「ガッツ」や「アタック」。

やはりここは漢字でないと‥‥という方には、
「初志貫徹」とか。なかなかかっこいい響きではある。
いや、いまどきの猫も杓子もな感じで「初志貫徹力」がいいのかもしれない。
すいません、じょうだんが過ぎました。

カタカナや漢字で身の丈以上の付加価値をつけることに
抵抗のある方には、どうであろうか、「もも」とか。
ぼくは「もも」が気に入ったので、「もも」と呼ぶことにする。
(「桃」の発音ではなく、ミヒャエル・エンデの『モモ』のイントネーション。)
「もも」、この冬をよろしく。
posted by pilz at 08:36| 京都 ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

第一級の恐怖体験

ぼくの場合、「卒業論文」の名に値するものを書いた覚えはないので
それほど大変ではなかったが、ちゃんと卒業論文を書こうとするひとにとっては、
いまはしんどい時期だろうと思う。卒論はじぶんの姿を映し出す怪物なのだ。

外国語が読めないもどかしさ、まともな日本語さえ書けない恥ずかしさ、
考える力のなさ、怠惰‥‥おのが拙さをトータルで認めよと迫る論文に
学生たちはたじろぎ、弱いじぶんに、弱さを認められないじぶんに気づく。
真正面からじぶんを見つめること――これほど恐ろしいことがこの世にあろうか。
学生生活集大成のドラマ、というより第一級の “恐怖体験” だが、
なんとかこれを乗り越えてもらえたらと思う。それは徒労ではないのだから。
posted by pilz at 23:10| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月03日

ゆめうつつ

building.jpg
とてもクリアな影像で、ハイビジョンを観るかのようだった。
空が青くて、千尋(せんじん)の谷の底が青黒く光っていた。
切り立った岩山の斜面にひとひとりがようやくとおれるような
道がまとわりついていて、男性がそれを登っていく。
よくこんな急峻(きゅうしゅん)な岩山を登っていくな、
少しでも足を踏み外せば命はないだろうに‥‥と、
はらはらしながら見ている。

この影像が夢だったのか、ほんとうにハイビジョンテレビで観たのか、
じつはいまだにわからない。そんな放送があったのかと、
新聞の番組欄を見るが、それらしきものは見つけられない。

たしか子どものころの夢はすべて白黒だったが、
あるとき赤が入り、ついで青が入り、じょじょに夢の色が増えていって、
今年からはハイビジョンを観るかのような夢を見るようになった。
と同時に、なんだかんだと現実の視力は悪くなっていって、
ついには現実より美しい夢を見るようになってしまった。
あれは鮮明だから夢だったのだろうと判断するようにさえなったのだ。

あとひと息で頂上に達するというところで記憶は途切れている。
あの男性は登り切ったのだろうか‥‥
posted by pilz at 22:57| 京都 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

御礼

今日の大学説明会の様子がもうアップされていました。

じぶんの講義とかのことばかり考えていて(けっこうぎりぎりだった)、
学生スタッフの働きぶりをみせてもらうことができませんでした。
めちゃめちゃ寒いなか手伝ってくれた学生スタッフのみなさんへ、
こころよりの御礼を。ほんと、すごいね。
posted by pilz at 23:08| 京都 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする