2014年05月22日

ジャポニカ学習帳

小学生のころ、大きな台風がやってくると聞くと、どきどきしたものだ。
いっせいに雨戸を閉じたり、屋根瓦を点検したりする人たちを見て、
なにやら頼もしいような感じがした。台風という非日常に胸をときめかして
いたのかなぁと思っていたが、日頃はいがみ合ってどちらに向かっているか
わからないバラバラの人たちがとつじょとして一つの方向に向けて力を合わせ
るということに可能性を見ようとしていたのかもしれない。

あるブロガーさんが、街角を救急車が通り抜ける際に他の車たちが通行に
協力する姿を見るのが好きだと書いていて、ぼくは共感したのだけど、
そこには、台風の際のどきどき感と似たようなものが含まれている気もする。
そういうタイプの美しさはたぶん崇高な種類の美に近いものなのだろうけど、
ときには危険な美しさでもあることに注意しなければならない、
とジャポニカ学習帳には書いておこう。


posted by pilz at 23:00| 京都 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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