2014年08月16日

長谷川集平『とんぼとりの日々』

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今日は本の紹介です。長谷川集平の絵本。
長谷川集平の絵本としては、森永砒素ミルク事件の被害者でもある氏の
少年時代の体験を描いた『はせがわくんきらいや』が有名かもしれませんが、
ここでは『とんぼとりの日々』を紹介します。(長谷川さんは現在、
京都造形芸術大学の客員教授なのかな?)

と思いましたが、本のストーリーは書けないので、別の話を。

幼いころ、トンボ捕りに凝ったことがありました。その形をかっこよい
と思っていたのでしょう。慣れると水平に飛んでいるトンボでさえ捕れる
ようになるのですが、あるとき、そうやってトンボを捕って覗き込んだ
虫取り網のなかで、トンボの胴体と頭部が離れてしまっていて、
その複眼がこちらを虚ろに見ていたのでした。

子どもは子どもながらに悪いことを悪いことだと感じるのだと思いますが、
そのとき感じた、戯れに命をもてあそんだことへの悔恨の念が痛烈で、
それ以来、今日まで、ついぞ虫取り網を手にする気になれません。
posted by pilz at 22:35| 京都 ☁| Comment(0) | 好きな本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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