2015年01月19日

損して得取れ

「胸くそ悪くなった、もう絶対売らない」。学生が怒っている。
○○に古本を売った学生が憤慨しているのだ。どんな本だったのか知らないけど、
段ボール箱一杯で「お菓子が買えるぐらいの金額にしかならなかった」らしい。
これだけデジタルとか、ネットとかが発達しているご時世、
古書店にもむずかしい事情があるのだろう。

ただ、「胸くそ悪い」ような印象を与えてよいことはなにもないだろう。
長くみれば、相手に与えてしまったそういう胸くそ悪さは、自分の不利益
として跳ね返ってくる場合があると思うからだ。胸くそ悪い気分になるぐらい
なら、いっそ捨てた方がましだ、と感じるひとがいるかもしれいないからだ。

ぜんぜん関係ないようだけど、あるカメラメーカーには、ひじょうに性能が
いいのにとても安価なレンズがあって、「撒き餌レンズ」と呼ばれている。
このレンズを買うと、つぎつぎそのメーカーの高価なレンズを買っていく
という「レンズ沼」にはまって抜け出せなくなるのだ。かく言うぼくも、
レンズ沼にはまったひとりだったりする。これが「損して得取れ」
という言葉にあてはまるのかどうかわからないけど。
posted by pilz at 22:51| 京都 ☀| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も昔は近所の古書店に持ち込んでいましたが、かなり嫌そうに買い取ってくれました。
その後は買い取りに来てくれる店に頼んでいます。
初めての時は期待していただけに、支払い額の低さに哀しくなったこともあります。

でも本を捨てることはできない性分ですし
やはりたまに引き取りに来て貰いますが
あれは数が勝負だということがわかりました。
あまりにも手際よくカウントしているので
尋ねてみたのです。汚れているのは返却されますが、それ以外は内容はほとんど関係ないようです。価値のある書物は古書店だとそれなりの価格で買い取ってくれるのかもしれませんね。
Posted by non at 2015年01月20日 15:52
nonさん

支払い額が低くても本を捨てることができないというのは、nonさんが本当に本を大切にしておられるからなのでしょう。

わずかな金額のことで本を捨てようとさえするのではないかと考えるぼくは、まだまだ、本への愛が足りないような気がします。汗
Posted by pilz at 2015年01月20日 18:31
高級なホテルやレストランがランチを割安でやっているのもその「撒き餌」のひとつですよね。ランチを低価格で提供して店のクオリティを宣伝し、胃袋を掴んだ客に次は夜に食べに来てもらって高価なディナー(とサービス料)で回収するという。(笑)
Posted by 猛者 at 2015年01月20日 23:09
猛者君

なるほど、そうやね。(^^ )
Posted by pilz at 2015年01月21日 10:33
「損して得取れ」という言葉は、僕の親友の母も良く言っていた言葉だそうです。
その言葉を聞きながら育った息子は、損ばかりしている男だったのですが・・(笑)

年末にやっとミラーレス一眼を買いました(^^)v
「レンズ沼」という言葉も、そのときにヨド〇シの店員さんに初めて教えてもらいました(笑)
一眼レフを持ち歩く自信がない僕は、レンズ沼にはハマらないと思いますが、沼と言われるとハマっても良いような気持ちになります(笑)
Posted by 猿夫 at 2015年01月24日 23:01
猿夫さん

損ばかり‥‥
確信したうえでの損ならいいのですが。(^^ )

一眼レフは肉眼では見えない世界を見せてくれます。
でも、猿夫さんの裸眼の詩人の世界をじゃましなければいいのですが。

Posted by pilz at 2015年01月25日 09:08
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