2015年03月18日

飛行機雲

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卒業式が終わり、研究室でひと息ついて窓の外を見てみたら、
もう構内はひっそりとしている。

昨夜は、ずっと以前に書いた文章を読み返していた。
1年生の虚(うつ)ろな瞳にショックを受けたことが書いてある。
その目を見たとき、この学生は4年では卒業できないと感じたのだった。
きっと6年にちがいない、いや中途退学かもしれない――理性ではなく、
感情のどこかの部分が差し引き計算の答えをはじき出していた。

それから4年。みごとに学生は卒業式の列にいた。ひとりの人間。
こんな複雑に入り組んだものの行く末を一目で推測するなど、
できるはずもなかった。自分の愚かさを改めて思い知らされたわけである。

もちろん4年前に今日のことがわからなかったのと同じように、
このさきのこともわからない。それでも、窓からのぞく青空には
飛行機雲がぐんぐん伸びていく。
(これは、以前に別のところで書いた記事の再録です。)

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「大路小路」も、
今日を最後にしたいと思います。

長く書けて、しあわせでした。
ありがとうございました。

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posted by pilz at 23:00| 京都 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする